NEMIKA WEB MAGAZINE
年齢を重ねていくにつれ、
“心地よさ”は変化していく。
ファッション、暮らし、仕事、
食、人付き合い、インテリア…
その人らしい“心地よさ”を見つけ
そこにアジャストしていく。
「NEMIKA」が素敵な女性だと感じる人に
“心地よさ”についてお聞きします。
vol.7&8は、女優の相武紗季さん。
“心地よさ”は変化していく。
ファッション、暮らし、仕事、
食、人付き合い、インテリア…
その人らしい“心地よさ”を見つけ
そこにアジャストしていく。
「NEMIKA」が素敵な女性だと感じる人に
“心地よさ”についてお聞きします。
vol.7&8は、女優の相武紗季さん。
02

仕事の自分と母の自分のスイッチとは?
相武
それが結構難しくて…。
これからもずっと悩み続けるんだろうなぁと思っています。
子どもに対して悩みがあると結構長く引きずったりしますし、一瞬一瞬で忘れることはあっても、心のどこかには引っかかったままですし。
でも、なるべく切り離して、今は自分の楽しい時間!と仕事の時間を捉えるようにしています。帰る道中から「帰ったらあれしてこれして」「あれを話して」「こうしていこう」など色々考え始めるという感じです。
これからもずっと悩み続けるんだろうなぁと思っています。
子どもに対して悩みがあると結構長く引きずったりしますし、一瞬一瞬で忘れることはあっても、心のどこかには引っかかったままですし。
でも、なるべく切り離して、今は自分の楽しい時間!と仕事の時間を捉えるようにしています。帰る道中から「帰ったらあれしてこれして」「あれを話して」「こうしていこう」など色々考え始めるという感じです。
出産を経て、仕事への意識は変わりましたか?
相武
仕事ができる時間は贅沢な時間だと思っているので、大事にしようと思っています。
関わってくださっている人への感謝の気持ちもそうですし、自分の好きな仕事をしているからには、仕事をしている時は機嫌が安定しているフラットな自分でいることで、仕事を楽しめる体制にしていたいなと思います。
今はできないことが多いから、より一層そう感じるんですよね、きっと。
仕事に集中している時は、やらなければいけないことや悩みなどを一旦置いておくことができる贅沢な時間なので、大事にしたいなと思っています。
関わってくださっている人への感謝の気持ちもそうですし、自分の好きな仕事をしているからには、仕事をしている時は機嫌が安定しているフラットな自分でいることで、仕事を楽しめる体制にしていたいなと思います。
今はできないことが多いから、より一層そう感じるんですよね、きっと。
仕事に集中している時は、やらなければいけないことや悩みなどを一旦置いておくことができる贅沢な時間なので、大事にしたいなと思っています。
時間が限られている今、趣味はありますか?
相武
去年、色彩学2級とカラーコーディネートの資格をとり、引き続き勉強しています。オフで何もないという貴重な時間は、色のことなどを勉強していることが多いです。
コロナ明けくらいの頃、下の子が2歳になってほんの少しだけ手が離れ、家族との時間以外で自分が1番楽しい時間ってなんだろうと考えたんです。仕事しかしてこなかったので、趣味もないですし。
自分だけができること、興味があることをオンラインで探していて、フォーシーズン診断という講座に行ってみたのですが、その診断をしてくださった方が色彩学資格も持っていらして色彩学楽しいですよと教えていただいたのがキッカケです。勉強し始めてみたら本当に楽しくて、色彩学、その次はカラーコーディネーターの資格もとることができました。次はカラーコーディネーター養成の講師の資格の勉強も始めたいなと思っています。
栄養学と色彩学、どちらにしようか最初は悩んだのですが、色彩の方が心理学と紐づいてる部分が大きく、自分の気持ちがもしも不安定になった時に好きな色や似合う色でモチベーションを上げたりできるスキルの方が楽しそうだなと思い、色彩学を選びました。
お話しした読書の話もそうですが、私の性格的に知らないものへの恐怖心が強いので、知ることで不安が和らぐんです。
息子は勉強が苦手なので、お母さんも一緒に勉強しているよと、同じ部屋の隣で勉強していました。隣に座られている上に私も勉強しているので、もう逃げられない息子はチラチラこっちをみながら勉強してました(笑)
コロナ明けくらいの頃、下の子が2歳になってほんの少しだけ手が離れ、家族との時間以外で自分が1番楽しい時間ってなんだろうと考えたんです。仕事しかしてこなかったので、趣味もないですし。
自分だけができること、興味があることをオンラインで探していて、フォーシーズン診断という講座に行ってみたのですが、その診断をしてくださった方が色彩学資格も持っていらして色彩学楽しいですよと教えていただいたのがキッカケです。勉強し始めてみたら本当に楽しくて、色彩学、その次はカラーコーディネーターの資格もとることができました。次はカラーコーディネーター養成の講師の資格の勉強も始めたいなと思っています。
栄養学と色彩学、どちらにしようか最初は悩んだのですが、色彩の方が心理学と紐づいてる部分が大きく、自分の気持ちがもしも不安定になった時に好きな色や似合う色でモチベーションを上げたりできるスキルの方が楽しそうだなと思い、色彩学を選びました。
お話しした読書の話もそうですが、私の性格的に知らないものへの恐怖心が強いので、知ることで不安が和らぐんです。
息子は勉強が苦手なので、お母さんも一緒に勉強しているよと、同じ部屋の隣で勉強していました。隣に座られている上に私も勉強しているので、もう逃げられない息子はチラチラこっちをみながら勉強してました(笑)
幸せだと感じるのはどんな時ですか?
相武
やっぱり全部が上手く回っているということはほぼないので(笑)、全部が上手く回った日は幸せを感じます。子どもを1度も怒らなくて、最後の最後まで上手く行った日には、一人で乾杯ってなります。そんな風に、今日はビールで乾杯して寝ようって思える夜が1年に数回はあります(笑)
今日の自分100点満点!って思える瞬間。子育てするまでは、そんな風に思える機会はなかったので、ありがたいと思っています。
今日の自分100点満点!って思える瞬間。子育てするまでは、そんな風に思える機会はなかったので、ありがたいと思っています。
日常的に運動はしていますか?
相武
毎朝YouTubeを見ながら、ストレッチしています。子どもが起きる30分前に起きて、自分の時間に。短い動画を見て、それだけは毎日するようにしているのですが、1日のスタートって本当に重要ですよね。今日もストレッチ時間を作れたということで、自分を褒められますし。それ以外には、ピラティスはしっかり通っていた時期は短いですが、20代からずっと続けてきていて、今はマシンがあるところで自分で30分、トレーナーさん30分というスタイルで通っています。
ぐったりと疲れているのに眠れない日があったのですが、ピラティスをきちんと再開し、体も心もしっかり疲れたらリセットできてぐっすり眠れるように。
子どもを追いかけて走り回っているだけでは意外と体は疲れてないんだなぁと思いました。
ピラティスをするとすごく疲れて熟睡できるので、体を動かして寝る日と決めています。
ぐったりと疲れているのに眠れない日があったのですが、ピラティスをきちんと再開し、体も心もしっかり疲れたらリセットできてぐっすり眠れるように。
子どもを追いかけて走り回っているだけでは意外と体は疲れてないんだなぁと思いました。
ピラティスをするとすごく疲れて熟睡できるので、体を動かして寝る日と決めています。
お仕事で今後やりたいことはありますか?
相武
働いているところを子どもに見てほしいと思うので、今のまま楽しくて働いていますという姿を見せていけたらいいなと思っています。大変さも含めて。どういう形で仕事していくのかは、きっと模索していくんだと思います。
2人育てていて、人それぞれなんだなと本当に実感するんです。同じ親で同じ環境だけれど、全然別の人。年々、日々、いろいろな悩みが生まれていくと思うのですが、それに軽やかに対処していきながら、両立していけたらいいなと思っています。
2人育てていて、人それぞれなんだなと本当に実感するんです。同じ親で同じ環境だけれど、全然別の人。年々、日々、いろいろな悩みが生まれていくと思うのですが、それに軽やかに対処していきながら、両立していけたらいいなと思っています。
Photo: Keiichi Suto
Direction & Interview : Maki Kakimoto (Lita)
相武 紗季(あいぶさき)
PROFILE
1985年生まれ。兵庫県出身。趣味は読書、音楽鑑賞、料理。特技は水泳。
2003年フジテレビドラマ「ウォーターボーイズ」、2014年NHK「マッサン」などに出演。バラエティ番組にも多数出演。東京空色さんぽ「ナビゲーター」、ドラマプレミア23「夫よ、死んでくれないか」(テレ東、BSテレ東)に出演中。
2003年フジテレビドラマ「ウォーターボーイズ」、2014年NHK「マッサン」などに出演。バラエティ番組にも多数出演。東京空色さんぽ「ナビゲーター」、ドラマプレミア23「夫よ、死んでくれないか」(テレ東、BSテレ東)に出演中。