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PICK UP vol.1 野口真紀 - NEMIKA WEB MAGAZINE -PICK UP vol.1 野口真紀 - NEMIKA WEB MAGAZINE -

自分がいくつになっても
変わらないこと。
そして、変わっていくこと。
「NEMIKA」のコンセプトと近しいと感じる、
しなやかに日々を楽しんでいる
クリエイターの女性たちに
“今の年齢の楽しみ方”をお聞きします。
vol.1&2は、料理家の野口真紀さん。
01
“好きなものをずっと着続けたい そのために身体やスタイリングと向き合う
先日50歳のお誕生日を迎えた真紀さんですが、変化は感じますか?
野口
年々感じます。40代は年齢をあまり感じず生きてきましたが、50代はしみじみ年齢を感じます。
白髪が増えたり、爪など細かい部分に年齢を感じる瞬間が増えてきました。そういった変化は本当に日々少しずつですが、そのスピードが早まっているという感覚です。
人に不愉快な思いをさせないよう、清潔感をより一層きちんと心がけるようになりました。爪、髪、肌などの身体はもちろん、洋服の皺や汚れなど細やかに気をつけるようにしています。
身体が変化していく中で、どう対応していますか?
野口
ファッションがとても好きなのですが、やはり身体が綺麗じゃないとだんだん好きなお洋服を着られなくなっていくと思うんです。身体ありきで洋服を選ぶようになっていってしまうのを避けて、いつまでも自分が好きなものを着たい。だから、身体は鍛えています。歳を重ねると、肌を隠すようになっていきがちですが、綺麗に脂肪部分が隠れて清潔感があれば、肌は出してもいいと思っています。「どう身体を綺麗に見せるか」が重要。隠すより出しちゃった方がバランスが良いときもありますし。おばさんっぽくならないよう、メリハリをつけることが重要なんじゃないかなぁと。好きなものをずっと着続けられることが理想です。
NEMIKAのどこに惹かれますか?
野口
年齢を重ねる上で気をつけている清潔感やスタイルアップ、ファッションの楽しさがバランスよく詰まっていると感じました。暑い時期はワンピースが増えるのですが、身体を隠したゆるいシルエットのワンピースよりも、“露出はしているのだけれど、綺麗に隠れてもいるワンピース”が理想。やっぱり夏は裸みたいな格好で気持ちよく過ごしたいですよね(笑) このワンピースは、そのバランスが絶妙だと思いました。このワンピースはパーティーなどの時はヒールにミニバッグで思い切りハレのスタイルを楽しみたいですが、デイリーに着る時は露出があるので足元にはヒールを合わせず、ぺたんこのサンダルなどでラフに着たいと思っています。タイトなトップスにはワイドパンツを合わせたり、デニムの時はトップスに綺麗めなブラウスやシャツを選んだり、全身統一せずちょっとどこかハズすバランス感が好きです。
PICK UP vol.1 野口真紀
PICK UP vol.1 野口真紀

野口真紀さんが気に入ったのは、ジャンパースカート。ベアトップでヘルシーな着こなしを。

ジャンパースカート ¥39,600/NEMIKA

その他/本人私物

Direction & Interview : Maki Kakimoto (Lita)

野口真紀

PROFILE
料理研究家。2児の母で自他ともに認めるワイン好き。料理教室は順番待ちが出るほどの人気ぶり。近著に「ストウブで一肉一菜」(誠文堂新光社)「仕込み5分でフレンチも和食も!」(光文社)など。
Instagram @makinoguchi1022
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