そう思います。根本は、体力。
体力があるかないかで、できることも、結果も大きく変わってきますから。
意識的にトレーニングをすることでしか維持、向上できないものが確実にあって、日々続けていくことが大切だと思うので、すごく頑張るわけではなく、ちょっと頑張るくらいでいいのかなと思っています。
ジムに行けない時は、1日30分でも歩くようにしています。
30分の有酸素運動で脳が活性化するそうで、疲れない程度の強度がポイントだとか。
朝、少し早起きして近所の神社にお参りしたり、いつもの店よりも少しだけ遠いスーパーで買い物したり、ちょっとしたゲーム感覚で楽しんでいます。

仕事次第でなかなか実現しづらいですが、本当は週2,3回くらい行きたいですね。
私は飽き性なところがあり、筋肉に新鮮な刺激を与えるという目的もあって、その日の気分や体調をトレーナーさんに相談しながら、筋トレとピラティス、ヨガなどを様々組み合わせてトレーニングしています。
体力作りはもちろん、気分を一新するという意味でも大切な時間になっています。
ジムに通い始めたのは、27歳の頃。舞台で苦手なダンスを踊ることになり、まずはレッスンに耐えうる身体づくりをと思い、トレーニングを始めました。
トレーニングはその都度小さな達成感があり、ひとつひとつクリアしていくのが楽しいんです。
それに、汗を流すといつのまにか溜め込んでしまった不要なものを手放せるというか、ゼロに戻れるような感覚がまた気持ちよくて。何か整理がつかないことがあると、運動して一度切り替えるようにしています。
そうすることで、感情にとらわれない新しい思考が生まれる気がしています。

肌、心、身体、この3つの観点から考えます。
食べることが好きなので、肌荒れも、ストレスも、疲労も、基本的には食で改善しようと試みますが、映画や本、エステやマッサージなど、その時々で優先順位も必要とするものも変わるので、遊びと休息のバランスを大事にしています。
また、私は好奇心が旺盛で新しいことに挑戦したいという気持ちが大きいんです。
ふと旅に出てみたり、ワークショップに出掛けたり、色々チャレンジしています。
そういったチャレンジにもやはり重要なのは体力。
体力づくりをして、好奇心旺盛な気持ちのままに身軽に動ける自分でいたいなと思っています。

30代以降、好きなものが大きく変わるようなことはないですね。
10、20代は様々なスタイルを試しましたが、30代以降は“居心地がいいか”、“好きか”という自身の感覚を大事にするようになりました。
ドレスコードやTPOへの配慮はしますが、基本は自分が一番健やかでいられる服を選ぶようにしています。
今の私にとって重要なのは、ファッション性よりも機能性、着心地に素材感。
Tシャツ、デニムに、スニーカーやブーツ…
装飾を削ぎ落としたシンプルが、私の定番です。

ネイビーやベージュなど何色かあります。
たまにそこに差し色を入れたくなって、エメラルドグリーンを足したり、真っ赤なニットを羽織ってみたり。
カラーはビタミン剤のような存在だと思っていて、その時に気分が上がるものをサプリメントのように取り入れています。
定番をちょっと壊して遊びたいという気持ちはいつもどこかにあるので、ベーシックでありながらも少しずつ更新はしています。今日のように、アドバイスをいただきながら新しいアイテムに挑戦できる機会はアップデートのヒントになるので楽しかったです。
今は着なくなった洋服も好きの気持ちが残っていればすぐに捨てることはせず、大事にあたためてみるようにしています。数年後にまた新鮮な気持ちで着られることもあるんですよね。