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Interview Vol.4 真飛聖 - NEMIKA WEB MAGAZINE -Interview Vol.4 真飛聖 - NEMIKA WEB MAGAZINE -

年齢を重ねていくにつれ、
“心地よさ”は変化していく。
ファッション、暮らし、仕事、
食、人付き合い、インテリア…
その人らしい“心地よさ”を見つけ
そこにアジャストしていく。
「NEMIKA」が素敵な女性だと感じる人に
“心地よさ”についてお聞きします。
vol.4は、女優の真飛聖さん。
02
年齢を重ねてもファッションを楽しみたい。相乗効果で楽しいが増えていく。
NEIMKAの秋スタイルを着ていただきましたが、真飛さんにとっての
“ファッション”とは?
真飛
10代で宝塚に入り、34歳までずっとパンツスタイルだったので、退団して初めてスカートを買いました。初めてなので、自分の年齢と想像のギャップがあったり、筋肉が多いことでスカートが似合わないような気がしたり。ファッションを自由に楽しめるようになった最初は、色々な戸惑いや葛藤がありました。けれど、そういったことって人の目を気にしているだけなんですよね。葛藤しているうちに、そう思えるようになったんです。勝手に自分でラインを決めてしまった時期もあるけれど、いくつになっても可愛いものは持っていいし着てもいいと、今は思っています。
今は真飛さんの中でファッションは自由なものですか?
真飛
自由なものとして捉えていたいと思っています。もちろんTPOはありますよ。常識とシチュエーションはある程度は考慮した方がいい。けれど例えば、年齢を重ねても足や肩を出してもいいと思うし、ファッションを楽しみたいですよね。そして肌を出すファッションを楽しむために運動をしようと思ったり、相乗効果で“楽しい”が増えていったらいいなと思います。私も好きなファッションが出来るように、運動しています。
真飛さんにとっての“楽しい”ことはなんでしょう?
真飛
食べるのが大好き。3食炭水化物でもいいくらい(笑) 美味しいと感じることって身体の栄養だけでなく、心の栄養にもなっています。
元気キャラクターなので予定を詰め込みそうと思われがちですが、実は休日はインドア派。犬が中心ですし、予定は入れたとしても1つ。きっと意外かもしれませんよね。
お花を育てているので、土いじりにも忙しいですし、家で過ごすことが好きなんです。
それと、テレビが大好き! テレビでお仕事をさせていただいていますが、いち視聴者としてドラマからバラエティまで色々観ます。宝塚時代から、「リフレッシュ方法はテレビを観ること」と公言してきました。
宝塚時代と今、どんな変化がありますか?
真飛
宝塚時代は市外に出ることがほぼ無かったので、そこから大きな違いがあります。ドアtoドアの暮らしだったので、四季を感じる時間もなかった。だから、四季を感じるようになったことが大きな変化かもしれません。宝塚時代は本当に熱中して充実していましたが、退団してからの方が豊かな時間は増えたと思います。
ずっと仲間たちと一緒にいたので、急に1人になって寂しい気持ちはあったけれど、少しずつ慣れていきました。一般の方よりも遅く、自立という時期が訪れた感じですよね。
宝塚時代も、休日は電車に乗るようにしたり、本名の自分で過ごせる時間を意識的に作ってはいたので、そこまでギャップを強く感じることなく自立できた気はしています。
仲間との賑やかな生活から無音になりましたが、愛犬のいびきが隣にありますから(笑)
退団=自立のような感覚ということは、
宝塚は大きな家族のような存在だったと言えるのでしょうか?
真飛
そうですね。暮らしだけでなく仕事も一緒なので、家族より長い時間を共にしていると思います。
宝塚の仲間たちは、会わなくてもその絆は変わらない、かけがえのない宝物です。財産だと思っています。
久しぶりに会っても、声が枯れるまで話したり、腹筋が痛くなるまで笑っています。「こんなに笑ったの久しぶり」って声も聞いたりして。そうして、人は笑うことが重要だねという話になって終わるんです。とっても濃い青春そのものだったなぁと思います。
濃い青春が終わり、自立を迎え、そして今。
少し先にある50代のことも考えますか?
真飛
年齢や性別を拘らないようにしたいです。 「もういい年だから」という言葉って、逃げみたいなものだと思っていて。年齢を理由にしたりせず、その瞬間を楽しんじゃおうと思っています。そうしてそのまま、50代も変わらず楽しんでいけたらいいですよね。
お仕事に関しては、最初は“出来る女”みたいな役が多かったのですが、私の素に気づいてくださってきたのか、仕事の幅がどんどん広がってきているのが嬉しくて。お芝居に限らずバラエティも好きですし、このまま色々なジャンルに楽しみながら挑戦していきたいです。いつかはトーク番組のゲストではなくホスト側になってみたい!なんて夢もあります。

Direction & Interview : Maki Kakimoto (Lita)

真飛 聖(まとぶせい)

PROFILE
1976年10月13日生まれ。神奈川県出身。’95年宝塚歌劇団入団、’07年より花組トップスターに就任し、’11年退団。以後、女優として多くのドラマ・映画・舞台で活躍。
主な出演作に、ドラマ「笑うマトリョーシカ」、「君が心をくれたから」、映画「52ヘルツのクジラたち」、「マッチング」、「ミッドナイトスワン」など。
今後、映画「八犬伝」、「ゼンブ・オブ・トーキョー」、「スマホを落としただけなのに 〜最終章〜 ファイナル ハッキング ゲーム」に出演。
公式Instagram @sei_matobu
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