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Interview Vol.6 高梨 臨 - NEMIKA WEB MAGAZINE -Interview Vol.6 高梨 臨 - NEMIKA WEB MAGAZINE -

年齢を重ねていくにつれ、
“心地よさ”は変化していく。
ファッション、暮らし、仕事、
食、人付き合い、インテリア…
その人らしい“心地よさ”を見つけ
そこにアジャストしていく。
「NEMIKA」が素敵な女性だと感じる人に
“心地よさ”についてお聞きします。
vol.5&6は、女優の高梨臨さん。
02
目の前のことにがむしゃらだった時期を越えて、深く感じながら楽しむことができるようになってきた
歳を重ねるにつれ、時間の使い方に変化はありますか?
高梨
変わったと思います。今までは目の前のことでいっぱいいっぱいで、何でも頑張ります!とがむしゃらにやってきたけれど、今は一つのお仕事に深く時間を使えるようになりました。仕事との付き合い方に変化を感じています。
ずっとがむしゃらではなく、楽しく深く働き、休みは切り替えを。
仕事のことを考えて準備をしている時間も楽しいし、現場にいてもいっぱいいっぱいではなく楽しいと感じられるように。
時間の使い方や切り替えが少しは上手になってきたのかもしれません。
切り替えて休む日は思い切り休むとのことですが、
何をすることが多いですか?
高梨
お休みに限らずですが、走るのが好きなので走っています。忙しくても、最近あまり走っていないなぁと感じたら、空いた時間に走りに行くようにして、無理してでも汗をかくとやっぱり行って良かったと思うんですよね。
そして、やっぱりゴルフ!
本当に大好きなので、休みの日はほとんどゴルフの予定を入れてしまいます。
コロナの時、仕事も休みになり、主人と一緒にゴルフでもやろうか!とずっとゴルフをやってみたかったので打ちっぱなしに誘ったのがキッカケ。
それ以来ハマってしまい、ゴルフが好きすぎて肩を壊したことも(笑) ゴルフの魅力はたくさんありますが、1番は朝早く起きて大自然の中に行くという気持ち良さ。カートにはほぼ乗らず、走って移動しています(笑)
こんなに気持ちがいい空気の中で走れるなんて、いいことしかない! お休みの日はとにかくコースに出たいですね。
歳を重ねて、自分の性格には変化は感じますか?
高梨
生まれつき人見知りすぎて、クラスでも隅っこにひっそりといるようなタイプでした。このお仕事を始め、さすがに人見知りを少しは克服しないといけないと思い、意識し続けてきて、最近ようやく少しは変わってきたような気がしています。
仕事柄、常に新しい面白い方々と出会える仕事なので、人見知りしていたらもったいない!と思えるように。
そして落ち込みやすい性格でもありました。ちょっとした一言をずっと引きずってしまったりもして…。けれど、そんなことではお芝居は出来ないですよね。役者をやっているのだから、もし嫌な思いをして辛いとしても、その感情を生かせる役がくるかもしれない。そう思うことで、嫌な思いも糧になると変換できるようになってきました。
こうして変わってきたのは30代中盤の頃から。色々なことを深く感じられ、受け容れられるようになってきたと思います。
自分の機嫌は自分でとれるようになってきたんですね。
自分なりの気分転換は何でしょうか?
高梨
多趣味なんです。まずは、「ウマ娘」を見る。「ウマ娘」のゲームをします。あまりにもハマっているので、それを知っている友人の家に遊びに行ったら、人参を差し出されたほど(笑) 読書、映画、アニメ、ご飯を食べに行く、ワインを飲む…時間があれば、やりたいことはたくさん。
英会話も始めたいし、ただただぼーっとしているのも好き。
1人遊びが得意なので、1人で楽しく過ごせるんです。
ただ、旅行は誰かと行きたいなぁとは思います。もちろん一人旅も行きますが、旅先の美味しいお店に予約が取れたらやっぱり誰かと美味しいね〜と共有した方がもっと幸せな気がして。
演じることがますます楽しくなっているとのことですが、
これからの展望を教えてください。
高梨
役者として色々な役を演じさせてもらっていますが、お母さん役も増えてきて。それがまた新鮮で楽しいんです。どんな役でも、それぞれ違う面白さがあるんですよね。今まではもう目の前のことに精一杯で見落としていたことがあるかもしれませんが、これからはもう少しじっくりと向き合っていけると思うので、演じるということをもっと深めて行けたらいいなと思っています。

Photo: Yusuke Moriwaki

Direction & Interview : Maki Kakimoto (Lita)

高梨 臨(たかなしりん)

PROFILE
1988年12月17日生まれ。千葉県出身。俳優。
2012年アッバス・キアロスタミ監督作の映画『ライク・サムワン・イン・ラブ』で主演、カンヌ国際映画祭コンペティション部門にノミネートされる。
その後、連続テレビ小説『花子とアン』、『恋がヘタでも生きてます』、大河ドラマ『西郷どん』、日曜劇場『VIVANT』など話題作に次々出演。
2024年は1月期ドラマ『夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』で主演、日英合作映画『コットンテール』公開に加え、12月放送 NHK BS「コトコト~おいしい心と出会う旅~(新潟編)」が控えている。
また、2025年 NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」への出演も決定している。
公式Instagram @rintakanashi_official
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